北海道旅行記2

2日目は朝から硫黄山へ行きました!前日に泊まった欣喜の湯の温泉成分はこの硫黄山にある硫黄によるものです!硫黄山はアイヌ語でアトサヌプリと言って、裸の山を意味します。山から硫黄が噴き出している影響で草木が生えていないことから裸の山とアイヌ語で言うそうです。外へ降りた途端ゆで卵のような匂いが一気に鼻に突きつけてきたぐらい硫黄の匂いがきつく、長時間その場にいると目がしょぼしょぼして痛くなってきました。ゴールデンカムイに登場する脱獄囚の都丹庵士(とに あんじ)も硫黄山で強制労働させられ、亜硫酸ガスで視力を失っているので、その凄惨さが身に染みてわかる。。。

硫黄山から北へ1時間ぐらいの場所にあるオシンコシンの滝に行ってきました!オシンコシンはアイヌ語でエゾマツが群生するところを意味します。迫力があってマイナスイオンをビシビシ感じました!観光客が多い時は記念写真を撮るのに時間がかかりそう。それにしても北海道はフキがいっぱい生えてる。しかも特大サイズ。さすが北の大地。

山へ車を走らせて知床峠へ。山道へ突入した途端周りが霧に覆われて。視界不良に。世界に一人だけ残されたような気分になった。目的地に到着し外へ出たけど曇りで景色が見えず、おまけに寒い。本当に寒い。それもそのはず。冬の間は雪が積もり路面が凍るので通行止めになっており、夏しか開通していないぐらい厳しい環境なのである。寒すぎてすぐ車に戻った。

山を降りて次は知床五湖へ向かった。知床は世界有数のヒグマの生息地であり、ヒグマの密集生息数が世界の中でも高い。そのためヒグマに遭遇してもなんらおかしくない環境である。車を走らせると数台車が駐車していたので様子を見ると川にヒグマがいた。

外に出てヒグマに近づいて撮影してる人がいたけど、もし襲われたら逃げることできないと思うので近づいちゃダメだよ。知床五湖へ向かう途中天気が晴れて景色が良くなった。

店でコケモモソフトクリームを購入。美味しかった。熊よけの鈴も購入。それにしても北海道はどこを切り取っても景色が綺麗。開拓の影響もあり道が永遠に真っ直ぐなのでドライブにうってつけである。

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